皆さんは東京都にある「足立区」という地名をご存知でしょうか?
東京の23区の中でも北の方にある区で、東京の北の玄関口とも呼ばれる区です。
お隣はすぐに埼玉県、千葉県と隣接しているので、通勤などで通ることが多い区です。
栄えているのは北千住や綾瀬、竹ノ塚など有名ですし、一度は聞いたことがあるかもしれません。
そんな足立区は23区の中でも特に生活がしやすいと評判です。
某住宅情報の住みたい町ランキングでは「北千住エリア」は過去に1位になったこともあります。
僕は足立区に住んでから約5年になるのですが、
実際に住んでみて分かった足立区の魅力をご紹介したいと思います。
目次
足立区のいいところ・オススメスポット
足立区にある有名な観光スポット、地元民から愛される憩いの場、区民でも知らない人が多い秘蔵の場所を紹介したいと思います!
まずは足立区を知ってもらうためのスタートラインです!
初詣は大賑わい関東三大師「西新井大師」
毎年初詣の時期には全国各地からお参りに集まるのが、足立区西新井にある「西新井大師」です。
こちらは関東厄除けの三大師の一つと数えられており、江戸時代から厄払い祈願所として人々から愛されてきました。
都民はもちろんですが、お隣の埼玉県や千葉県などの関東近郊からも多くの参拝者が訪れる厄除けの場として栄え、様々な祈願成就の護摩祈願を行っています。
正式名称は「總持寺(そうじじ)」と言い、地元民からは「西新井大師」の愛称で呼ばれています。
あだち五色桜の散歩道
足立区は区のシンボルとなる「区の木」が制定されています。
昭和57年10月1日に制定されたのが「さくら」であり、足立区には関東の中でも屈指の桜スポットがあります。
それが「あだち五色桜の散歩道」です。
全長4.4キロメートルにも連なる荒川沿いの桜並木の遊歩道です。
天気の良い日は荒川の土手沿いを桜を見ながらのんびりと散歩というのも定番の観光スポットです。
ちなみに名前の由来となった「五色桜」ですが、
関山(かんざん)
一葉(いちよう)
御衣黄(ぎょいこう)
江北匂(こうほくにおい)
松月(しょうげつ)の5種類を指します。
ベルモント公園
足立区内は都内でも有数の公園がある地区です。
なかでも「ベルモント公園」は足立区にとっては特別な公園になります。
ベルモント公園は、足立区とオーストラリア西部にあるベルモント市が1984年10月1日に姉妹都市の提携結んだことを記念とするために作られた公園なのです。
ベルモント公園には特徴的な西洋風の建物や遊具、オブジェが並び、他の公園にはない洋風な雰囲気を味わうことができます。
実はベルモント市内にも「AcahiPark」があります。お互いの地名を公園につけることで地元民の憩いの場になっています。
足立区の魅力
物価が安い
足立区はとにかく物価が安いです。
特に足立区を代表する激安スーパー「ABS(えびす)棚卸しセンター」がとにかく安い!
どのくらい安いのかというと、
人参、じゃがいも、玉ねぎが一袋(大体3、4個入ってる)全部100円です笑
もやしも4kgで500円くらい。
もやしって4kgも買うのは飲食店とかだとおもうのですが、それもそのはず。
ABSはプロ御用達のお店であり、一般のお客さんも特に会員登録などなく買い物ができてしまいます。
ですので、一つ一つがビッグサイズで売られていることも多く、強いて言えば「和製コストコ」という感じです。
店舗は大型の倉庫にずらーっと商品が積まれていて殺風景ですが、とにかく迫力がすごいです。
しかもこの価格は僕が知る限り5年間は変わっていません。
他のスーパーなら2,300円はする野菜が
足立区なら100円で、しかもたくさん買えるのです。
だから休日は他の県や区からもたくさんのお客さんが買い物にきて賑わっています。
100円ショップを下回る88円ショップや68円ショップなんかも有名ですし、
今や1000円カットでも高いくらい、「900円カット」があるのも足立区です。
僕も北千住にある床屋さん「アローズ」さんには毎回お世話になっております。
町のほとんどが平地
足立区の魅力2つ目は、坂が少ないことです。
皆さんの町はどうですか?坂が多くありませんか?
関東平野は日本最大級の平原地帯ですが、それでも大なり小なりの坂はあります。
特に都心に行けばいくほど坂が多いので、人一倍歩きなれている都民でも坂を登ったり下ったりするのも一苦労のはず。
ところが足立区にはほとんど坂がありません。
※川を越えるときの橋くらいです
そのお陰もあり年配の方には住みやすい街として認識されていたり、
後日紹介するサイクリングロードにも足立区は良いコースが多いです。
特に僕自身趣味がサイクリングなので、休日にぶらっと自転車で気分転換に行くときには、
荒川の土手沿いをずっと下っていくというコースが大好きです。
東京湾までつながっているので、晴れた日は川をくだりながら、ブラブラとサイクリングするのが一つの楽しみです。
春は桜並木がみられ、
夏は川沿いの球場の草野球を眺め、
秋は様々な花や紅葉をみながら、
冬は東京湾の風になびきながらおにぎりを食べています。
奥の細道の出発点がある
奥の細道とは、江戸時代に活躍した詩人である「松尾芭蕉」さんが書いた、
今でいう「旅ブログ」です笑
奇遇なことに僕のブログも「たびブロ」とさせて頂いていて、
300年の時を超えてコラボをさせていただきました。
さて、そんな奥の細道ですが、足立区にある北千住の宿が出発点と言われています。
実際に北千住には松尾芭蕉さん由来の地が数多くあり、
至るところで銅像や詩が置かれています。
足立区の北千住を出発し、150日をかけて全国津々浦々を周り、
約2400kmの旅をまわってきたということです。
ちなみに僕は東京から大阪まで自転車で旅をしたことがあり、
その時は11日で1100kmを走破しました笑
まとめ
今回は「足立区の魅力」ということで、実際に住んでみた僕の目線でお伝えさせていただきました。
良くも悪くも下町風情の残る街ですし、
最近は大学の誘致も盛んで、足立区内には6つも大学があります。
東京電気大学をはじめ、帝京科学大学、東京未来大学、東京芸術大学、文教大学、
そして放送大学笑
年配の方だけじゃなくたくさんの若者も住んでいて、とても活気のある街です。
まだまだ伝えきれない足立区の魅力!また次回もお楽しみに!
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